オートバイ少女

少女なんて出てきません。(ごめんなさい)
鈴木翁二の漫画のタイトルを拝借です。
暑い夏の日、陽炎に消えるオートバイのシルエットは、ハイパーでもスーパーでも何でもなくて、ただ遠いあの日の記憶なのです。
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| スポンサードリンク | - | | - | - |
曳航のライダー

今日は午前中から、MANXさんのご協力の下、BSAのキャブ交換をしました。
そんでもって、夜中にちょっとドライブ、と思ったら、やっぱり落とし穴が・・・
BSAのキャブは本来、AMAL社のコンセントリックというタイプのキャブレターなのですが、以前使っていたキャブがどうにも調子が出なく、それより少し前のスタイルであるモノブロックというタイプを使っていました。
変えてからというもの、なかなかいい感じだったので、約3年ほど乗っていましたが、この春あたりから、だんだん不調になり、ついにはクラッチの方が逝ってしまうという事態に展開。
今回、クラッチ、点火系などをリファインしたのだけど、キャブだけはどうにもなりませんでした。

AMALのキャブ、英国旧車には定番なのですが、これがかなりのくせ者。というより、基本的に性能はケイヒンとか、ミクニといった、国産のキャブに比べるとかなり問題が多いです。
今回は、このモノブロックキャブのボディ自体に何かしら問題があると推測し、MANXさんが集めていた当時もの(60年代から70年代ぐらい)のコンセントリックに交換しました。
なんで、わざわざ古いものに、と思うでしょうが、現在作られているAMALのキャブは、あまり品質管理がなっていないようでまだ、英国車が現役で生産されていた時のものの方が、精度や強度に優れている場合があるからです。こういう変な話は、英車に限らず、旧車にはよくあることです。必ずしも新品がいいとは限らないのです。

さて交換、場所は行きつけの英車のお店で行いました。
モノブロックをサクッとはずして、コンセントリック用にワイヤ類を調整。このあたりの細かいところはさすがにMANXさん、すばやく解決策を見いだします。そんなことしていると、きょうはなんだかいろいろなじみの人がおとずれます。某英車店ではボランティアで専属メカニックでもあるJhoeさんまできました。さすがに知識の量や経験値が違います。
交換してみると、まだ黒い煙が出ます。マニュアルにはメインジェット230番となっているのですが、どう考えてもこれでは濃すぎるので、220番から組みましたが、10番づつ落として、最終的には190番で、黒煙は消えたようです。
空ぶかししていても、なかなかいい感じ。
午後は子供のサッカーのイベントがあるので、作業はそこまで、取り敢えず終了です。
家に向かう道中、だいぶいい感触を得て、今日は満足だな〜と思っていました。

そんな、感触を残しながら、夜9時頃、ついついバイクを引きずり出してしまいました。
もうちょっと、感触を試したかったからです。
しかし、これが悪魔の誘惑だったんですね。
最初、いい感じから始まって、だんだん、エンジンがぐずぐず言い出します。なんどかエンスト。でも、点火系をボイヤーにしたおかげで、再始動はかなりラクです。そのうち、アクセル戻すと、エンストする症状が徐々に悪化。信号で止まれません。アクセル開けているときはいいのですが、止まるとエンスト。
暗いので、細かい調整はたいしてできません。でも、今までの経験からこれくらいでは、そんなにへこたれなくなっています。エンストするたびに破裂音のようなバックファイヤが出るので、迷惑先番なのが精神的につらいです。
そんなことが何度か続いて、かなりうらさびしいところでエンストしたとき、なぜか今度はエンジンがかかりません。ティクラー(昔のチョークのような機構)を押してもガソリンが溢れてきません。え?
やってしまいました。ガス欠です・・・
タバコを一本吸って、覚悟を決めて押します。ちょうど目の前が坂です。大通りまで出れば、スタンドはありそうです。ただ、この時間開いているかどうかは疑問です。とにかく気合いを入れて、坂を押しますが、BSAは重いのなんの・・・
ハアハアいいながら、やっとこ登り切ったところで、スタンドの明かりが見えました。
助かった・・・

ガソリンを入れても、まだ調子が戻ったわけではないのですが、なんとか家まで帰り着きました。
調子のでない理由は、道々いくつか考えてみたので、今度はそのあたりから再挑戦です。
一歩進んで、2歩さがる。
旧車のコンディションをあげていくには、根気が必要ですね。

スティーブ・マックイーン=栄光のライダー
私=曳航のライダー
おそまつ・・・
| victor | BSA B44 VS | 00:20 | comments(4) | trackbacks(0) |
スポンサーサイト
| スポンサードリンク | - | 00:20 | - | - |
お疲れ様です. BSA重いっすよねー、
昔の人はよくそれでトライアルやってたよなーと思いますよ.

ガス欠ありますねー.
夜中にバイク弄って朝方"横横"乗って横須賀まで走って
帰り横浜の出口に辿り着けなくて一つ前で降りたことあります.
当然スタンドが開いてる時間じゃないし
ウチが坂の上だったから下に停めてきましたけど.

たまに気合入れて走ると何か落としてきたりしますねぇ.
| AS IS | 2004/10/25 1:08 AM |

深夜の旧車談義になりましたね。
BSAホントに重いです。現代のオートバイと違って、文字通り鉄のカタマリですから・・・

イタ車の繊細さに比べて、英車は鈍くさいくせに、むずがり屋な気がします。
何かと苦労させられますが、少しだけ光が見えてきた感じでもあります。
| victor | 2004/10/25 1:53 AM |

深夜からエライ目にあいましたね。
しかし文中からは楽しさも伺えてうらやましいです。

落し物といえば車のお話なんですが、10年位前、友人が運転する解体屋さんから払い下げてもらった85に同乗中、ガソリンタンクが落ちて数百メートル引きずっていたことありました。珍しく入れた満タンのガソリンの重みに耐え切れなかった模様。

後日、腐って折れたタンクのマウントステーの代わりに太目の鋼管を潰して流用したらしいです。大事に至らなかったのも良かったけど、あの頃って妙に逞しかったなあ・・・
| Org | 2004/10/25 5:53 PM |

ま、済んでしまえば楽しいことです。
世話の焼ける子どもほどかわいいってとこかな?

おたがい、タフに生きていきましょう!
へこたれないぞ〜
| victor | 2004/10/25 6:35 PM |










http://victor.jugem.cc/trackback/97
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031     
<< July 2017 >>
オートバイ少女
オートバイ少女 (JUGEMレビュー »)
鈴木 翁二
オートバイの好きな人が読んでも、全然おもしろくないかもしれません。ガロって何?といわれると、もはや説明もできません。わかるひとにはわかる、というのでもないです。鈴木翁二、読んでみて下さい。
  

このページの先頭へ