5月から入院中のBSAが、ようやく帰ってきました。
ショートツーリング中にクラッチが逝ってしまい、成り行き上、行きつけの英車のお店にお願いすることになってしまったんだけど、ホントは自分でやりたかった。
お店の方も、移転(閉店?)の前で、全然やる気なさそうだったし。
「出来たよ」っていってみたら、黒煙吐いて、すっごく濃いセッティング。みたら、400番のメインジェット。ノーマルは200番台です。
結局、キャブのセッティングは全然出ていないままなのだけど、そのまま預けておいても、解決しなさそうなので、全快では無いんですがご帰還です。
CRF230Fなんかにのってしまうと、もうあまりの快適さに、BSAは耕耘機とか、芝刈り機とか、そういう別物のレベルにまで感じられます。でも、いろいろ思い入れのあるバイクなんですよね。
しかし、このバイク。実はかつて世界モトクロスGPのチャンピオンマシンのレプリカだったりするんです。もちろんレーサーとは実際ずいぶん違うんで、全く別物と言っていいのだけど。
現代のオフ車の運動性能に比べたら、100分の1にも満たないだろうな・・・
でも、当時の写真とか見てると、これでジャンプ飛んでいたりするんだよな。
今でも、アメリカのヴィンテージモトクロスではいっぱい走っているし、ダートラマシンなんかにもなっているみたい。
古いバイクだから、だめなところはたくさんあるのですが、それがすべてマイナスの要素になるとは限らないんです。それでも、今まではどちらかというと、オリジナルの状態に留めておこうと思っていたのですが、これからは、もう少し乗りやすくしていこうと思っています。
キャブセッティングして、そのあと、フロントブレーキを飾り物じゃなくて、実用性のあるものにしたいです。
ああ、久しぶりの旧車の話でしたね。