雨予報がすっかりはずれて、どんよりと肌寒いチーズナッツでした。
参加台数が少なめとか、なんだかんだで走り慣れてるチーズナッツとか、やっぱりそいうい事もあるんで、ガンバらねと思いつつも朝は眠かった。
まあ相変わらずのテンションでした。
写真はめずらしくちょっとカッコイイ(笑)
芋おやじ殿ありがとです!
去年は自分でも考えられないくらい力が入っていて、もの凄く結果が欲しい!っていう気分だったんだけど、今年はそういうノリは全くなし。とりあえず全力を尽くすのみ。
でも、狙うっていうのは得意じゃないんだけど、ホールショットは狙ってみました。
去年のホールショットはやっちまった感があったけど、とりあえずその感触はまだ残っていたので、スタートは思いっきり。
その後は先頭マーシャルがつくので、ゆっくり完熟走行。
マーシャルが消えたところからちょっとだけスイッチが入って、前にいた人達をパス。でも、一台はやっぱり速いので、そのままいってしまいました。
そういう感じだったので自分の順位が最初からわかっているというのも妙な感じ。いつもはここから怒濤の追い下げが始まってしまうのですが、何とか堪えないと、そんな気持ち。
コースはFUNクラスらしい、難所の無い設定。Y2でもあんまり走らないところを使ったり、それなりに新鮮。グチャグチャワダチもあったけど、よく見るとラインはいろいろ。毎週ちょっと発見があったりで飽きない。ただ、難所がないっていうことは、グルグル設定であることは間違いないので、ミスすればすぐに後が迫ってくることは確実。なにしろスピードでは速い人はいくらでもいるので、勝てっこない。それはもうすっかりわかりきっている。もちろん自分では精一杯速く走っているつもりでも、リザルトのラップタイムを見るとがっかりするほど遅いのがいつもの現実。
自分を鼓舞してテンション上げても、いずれ速いライダーが後からやってくるというのがお約束のパターン。でも、逃げられるだけ逃げようとは思っていた。
しかし、いくら台数が少ないとはいえ、誰も来ない。時々後に迫ってくる排気音におびえたりすると大概はマーシャルさんだったりする。急成長したCRMいちかわさんとか、スピードではかないっこないyasさんやコンスタントさでは同レベルのMYTとか、身内もいつかやってくるんじゃないかと思うと気が抜けない。
そんなレース中盤で後方スタートのミニクラスの速い人たちが追いついてくる。トップはおなじみのセローの人。この人にはいっつもどこかで抜かれるんだよな〜と思いつつ、クラスも違うししかたないと諦める。でも、そこからがいつもと少し違う。前に出たセローの人が、何周回っても視界のどこかに入る展開。速い人が見えているっていうことは、自分だってそれほど悪くないと思い直す。
ラップタイムを見直して、自分でもあきれる結果だったのは、2周目が予想外の好ラップだった以外は、計ったように全周が11分台のペース。11分22秒という秒まで同じラップが3周もある。自分ではすっごくイヤなんだけど、無理しても速く走れない、そこそこコンスタンスという調子。ギャロップFに続いて無転倒だったし。
結局レースの後でみんなと話しているときも、あそこで失敗してさ、という笑い話が少ない展開。
後半になって3位の人が迫ってくるのが確認できて、ありゃ〜と思いつつ、とにかくに逃げようと必死になるも、ラップタイムは変わらず。いや、本人は必死なんですけど。
おかげでダレなかったともいえるけど、あっさり抜かれていたら、やぱり落ち込んだのかなとも思う。
あと、今回は3時間組が多い仲間達が、レース中にコース下見をかねて、あちこちで声援をくれたのもうれしかった。
FUNクラスは2時間レース。この時間設定なら多少無理しても、体力は持つ。だからセーブしようと思う必要はないので、なんだかんだで最後まで、自分なりに全力で走っているとチェッカーフラッグ。前には追いつかなかったけど、同じクラスの人には最後まで抜かれずにすんだ。それと、ちょっと驚いたのが先行スタートのFUN-Bクラスの人達にもラップされなかったのは、かなり意外なこと。例えばBクラス優勝のK藤さんなんて、いっつもレース中に何度も後から現れては、さっと視界から消えていくのに、一度も会わなかった。
結果は自分でも上出来だと思うけど、結局身内バトルも実現せず、全然華やかさのないレース展開で、いつもなら中断に埋もれてしまうのが、ちょっとした塩梅でようやく結果に結びついたという感じ。
エンデューロレースを始めて大体3年ぐらいだけど、ようやくお立ち台に登れました。
慣れないのと、なんだか恥ずかしくって、はしゃいだり出来なかったけど、それはそれでうれしいものでした。
生まれて初めて立った表彰台は、なんだかすごく高く感じて、高いところが苦手な自分はちょっとクラッとしたり、頭真っ白で、気の利いたコメントもできなっかたなあ。
いろんな人にオメデトウっていわれたけれど、うまく「ありがとう」っていえなかった。
この場を借りて、改めて感謝します。
ありがとうございました!