冬から続けてきたグリップ・レバーの持ち方だけど、人差し指と中指でレバー操作するっていう基本の持ち方はようやく慣れてきた。今までがひどすぎたんで、矯正できないと思っていたけど、何とかなるものです。
そこに先日、藤原スクールで教わったレバー位置の取り方。これにはすごく感心。なるほどと思いました。
指先の関係だけでいえば、多少下がっていようと、あがっていようと操作的にはあまり影響はない。でも、それを全体のフォームの中でどう決めていくかは決定的な指標がなかったので、すごく曖昧でした。藤原塾長の指摘は「手のひらの外側でハンドルを押すようなポジションをとった時に、自然に操作できる高さ」ということだった。そうやってみるとスクールに参加したほとんどの人が、低すぎる傾向にあったみたい。つまり、多くの場合、レバーが下がりすぎている傾向があるということになる。少し下げ目にして、肘を張るようなフォーム、というのが一般的な考え方なのかもしれないけど、藤原塾長のいうことも実は全く同じ理由。ただ、そこにはハンドルのグリップ、あるいは体重のかけ方という視点がより明快にある気がする。
思い出したのはストラーダの渡辺さんが、エルニドで下ろした新品のグローブ。1戦しか使っていないそのグローブの手のひらの外側がずり剥けていたこと。これってつまり、藤原塾長のいうようにハンドルを握力/腕力で振り回すのではなく、上半身の体重移動でコントロールしているからなんだと思う。ナチュラルライドなフォームのスト辺さんのすごさがよくわかった気がする。
ここのところ、IAワタライさんといい藤原塾長といい、ものすごい人に教えを請うているわけだけど、それぞれいろんな個性があってとてもためになる。言葉の表現では異なることも、実は同じ意味だったり、それぞれが思い描いているスピードレンジや路面状況によって、最優先課題が少しずつ違っていたり。
スクールに参加して、すぐに何でも出来るようにはならないけれど、自分だけでは絶対にわからなかったり、やろうともしないことが確認できるという点ではすごく役に立っていると思う。
今週末のSUGOの天気が2転3転している。最初は曇り傾向だったのが、先日までは金土と傘マークが付いていた。でも今日みたら今度は晴れマーク。いずれにしろ大きく崩れることはないということか。現在タイヤはリッチなことにコンペ3とS12がいい状態で残っている。傘マークが付いた時点でS12に変えてしまったんだけど、ドライならコンペ3で充分。うーん、迷う・・・
そういえば、先日ストラーダで施してもらったフロントの軽量化作戦。これは確かに効いています。約800gの軽量化は、もっとリニアに体感できる気がする。
いろいろ自分のダメなところをよく考えながら、少しでもいいイメージを作っていきたいのですが、やっぱり走ってないとダメですね。
ED-PRO CORSAについてダーヌポからリンクが張られた模様。
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